従前の市民交流センターを建て替え、現代の要求に合わせて機能を強化したものである。大規模災害発生時には防災拠点として機能するように免震構造を採用した。
建物はコンパクトでありながら公民館、図書館、支所、老人福祉施設、飲食店と複合的で、広く一般利用されることを期待されている。1階は吹き抜けのホールを中心に、カフェ、図書館スペースおよび役場の出張所機能を有する執務スペースが配置された。3階は約19m×20mの無柱の1室として利用することが可能なホール(大会議室)が設けられた。
免震支承材には、ふりこ原理を利用した接線周期が6秒の球面すべり支承を採用した。減衰材には300kN級のU型鋼材ダンパー2基を用いた。全体の減衰力のうち、球面すべり支承の摩擦力が約65%を負担し、U型鋼材ダンパーが残りの35%を負担する計画とした。
上部構造は免震効果を活かして主体構造をRC造純ラーメン構造とし、階段室や大屋根を鉄骨造とした。