1階が食堂、厨房などの大きな空間で2階に宿泊室が配置された建築で、1階がRC造、2階が木造である。2階の木造は床のレベルが階段状に変化しており、床レベルの高い部分は木造柱によって持ち上げられている。宿泊室の箱状の形態が中に持ち上げられてような形態を取り、その間は最小限の木造ブレースで水平力を伝える構造としている。
国民宿舎丹沢ホーム
People's Lodge " Tanzawa Home "
建築設計 | 原広司 + アトリエ・ファイ建築研究所 |
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所在地 | 神奈川県愛甲郡清川村大字煤ヶ谷5172 |
用途 | 国民宿舎 |
規模 | 地上2階 延床面積 601㎡ |
構造 | 木造、RC造 |
竣工年月 | 1996年4月 |
掲載雑誌 | 新建築 / 1996年07月 GA JAPAN / 21号 |