QUICO 神宮前
QUICO JINGUMAE

外観 外観 内観 鉄骨建方 鉄骨建方 模型
建築設計 アトリエ・アンド・アイ [坂本一成研究室]
所在地 東京都渋谷区神宮前
用途 店舗・オフィス・住宅
規模 地下 2 階・地上 3 階・塔屋 1 階
延床面積 390.14 ㎡
構造 鉄骨造
竣工年月 2005 年 8 月
掲載雑誌 新建築 2006 年 3 月号

原宿の表参道から裏に入ったところに建つショップ・オフィス・住宅のコンプレックスビルである。限られたボリュームを最大限に生かすために室内は全体がひと繋がりのスキップフロアとなっている。

地盤より 1 層分持ち上げたレベルまでは角形鋼管柱と BH 梁を用いた剛性の高い片持ち梁により人工地盤的な床をつくり、その上部には断面を極力絞ったH 形鋼の柱梁を細かいピッチ(1600mm ~ 2300mm)で配した。

建築的には地下 2 階、地上 3 階、塔屋 1 階だが、地上の鉄骨躯体の床レベルは 12 を数えるので、ブレースは設けにくくラーメン構造とした。但し、 中間梁や間柱を配置して ラーメン構造の剛性を確保している。