龍谷大学深草キャンパス和顔館
RYUKOKU UNIVERSITY WAGENKAN

講義室棟の外観 図書館外観 夜の外観 講義室棟内観 図書館内観 RC造コアと鉄骨梁
建築設計 飯田善彦建築工房
所在地 京都府京都市伏見区
用途 大学
規模 地上 5 階 地下 2 階
延床面積 27,644㎡
構造 鉄骨造, RC,SRC造
竣工年月 2015 年 2 月
掲載雑誌 新建築 2015年 6月号

私立大学のキャンパス内につくられた講義室と図書館機能を有する校舎で、設計コンセプトは「スラブタイプ」であり、水平ラインを強調するデザインとされた。

地上階の主体構造は鉄骨造であり、建築的なコア部をSRC造の柱梁とRC造の耐震壁を用いて地震力を100%負担させ、鉄骨柱は267.4~318.5φとした。床は梁せい400mmの鉄骨梁にRCスラブを組合せている。

中庭側は段状となったテラスが分散的に設けられ鉄骨柱に支えられている。鉄骨柱に対して最大でも2層ごとにテラスが取りつくように配置を工夫し、柱のテラスによって柱を座屈補剛し柱径を統一した。