備前焼をメインとする焼物の展示施設である。全体的に壁の多い構造であるが、3層の建築で2層部分が外周にせり出しており、内部空間もその形状に合わせてつくられていることが建築形態の特徴の一つである。この形態を成立させるため2階柱の位置が1,3階と異なり、2階床と3階床でハンチ梁により対応している。エントランスは2層分の高さの空間であり、屋根を支える細径の鋼管柱が外周部に配置され、その柱によって支持されているガラスファサードにより開放的な空間がつくられている。エントランスホールから2階に繋がるメインの階段は、サンドイッチ構造によるプレートをフラットバーの組合せにより厚さ50㎜の構造体を壁から持ち出して浮遊感を演出している。
備前市美術館
| 建築設計 | 櫻井潔建築設計事務所 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県備前市 |
| 用途 | 美術館 |
| 規模 | 地上3階 延床面積:2598㎡ |
| 構造 | RC造 |
| 竣工年月 | 2025年3月 |